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参議院選挙後、若者に対して実際の投票行動とこれからの政治に対する意識調査を実施
~7割の人が政党・支持団体をポイントに候補者を選んだ。
これからの政治について「良くなる」4割、「悪くなる」1割~
ドットジェイピーでは、10代~20代の若者に対して、2007年7月29日(日)行われた参議院選挙に関する投票行動とこれからの日本の政治に対する意識をアンケート調査を実施いたしました。
事前に行った投票意識と実際の投票行動の乖離はあるのか、また今回の参議院選挙の結果を若者はどのように思っているのかを調査いたしました。
アンケート調査概要
| 調査方法 | デジタルアンケート |
|---|---|
| 調査対象 | 10代~20代の若者(弊団体運営スタッフ含む) |
| 回答者数 | 182名 |
| 回答期間 | 2007年7月31日~8月1日 |
| 責任者 | 工藤亜沙子(NPO法人ドットジェイピーマーケティンググループマネジャー) |
回答者プロフィール
182名の全国の学生に回答をいただきました。
回答者の内訳は男性が52%(94名)、女性が48%(88名)
年代では20代以上が81%(165名)、20代未満が9%(17名)
支持政党は、半数が支持政党なし。
性別

年代

居住都道府県別

支持政党

調査項目
Q1、統一地方選挙での投票行動
統一地方選挙に行きましたか?

- 7割が投票に行ったと回答、有権者においては「行った」と回答した人は78%となる。
- 弊団体の議員インターンシップ運営スタッフが回答者に含まれることにより政治意識が高くなり、投票率は高めになっていると考えられる。
投票に行った理由

- 投票に行かないと、政治は変わらないと思ったから。
- 現総理大臣の政治の進め方(強行採決・内輪の閣僚人事等)に待ったをかけたかったから。
- 大きな選挙だから、関わってみたかった。
- とりあえず。
- なんとなく。あえて理由をつけるとすれば、行かなくて文句いうのはダメかなと思ったから。
- etc...
国民の権利だからが最多数で100名が選択。次に多い回答は自分の意見に政治を反映させたかったから。治への参加意識はあるものの、多くの人は果たすべき権利であると考えているようだ。
投票に行かなかった理由

- 海外在住で在外手続きが完了しなかったため。
- 初めての選挙でやり方が分からなかったので。
- 面倒。
- etc...
- 住民票が実家にあるため、投票にいけなかった人が約20名いたと考えられる。
また、時間がなかったからという回答も多く、投票の優先順位が低い人も14名みられる。
候補者を選んだポイント

- タレントでない。
- 特定の政党でない。
- 親の会社の労働組合が推していたから。
- 適当。
- etc...。
候補者を選んだポイントは、政党・支持団体と回答した人は70%、マニュフェストと回答した人は38%。
政党・支持団体により投票した人が多かった。以前のアンケートによると、政党よりも政策を重要視した回答が見られていた。 →参議院選挙前意識調査を見る。
今回の選挙では、マスコミでは、「政治とカネ」の問題、年金問題が騒がれる中、自民党以外として選んだ人が少なくないといわれているが、それを反映し「政党」が1位になっのではないかと考えられる。
また、投票前はマニュフェストをよんで、投票したいと考えていた人が実際は、政党によって候補者を選んだと考えられなくもない。
マニュフェストで重要視した分野

- 年金、財政・税制、教育、憲法をマニュフェストで候補者を選らんだ半数が重要視している。
これからの日本の政治について
参院選の結果を受け、安倍首相の責任論についてどう思うか。

- 責任があると思う人7割と、責任があるとの回答が大多数を占めた。
責任を取るとしたらその方法はどうすべきだと思うか。

- 内閣総辞職が他と比べて高く、続投が低いが意見は割れている。
参議院は民主党が第一党となったが、日本の政治はどう変わると思うか(理由自由回答)

Q2、自由記述の理由
良くなると答えた人
- 「国民の意見がより反映される」「民主党に期待」「自民の暴走が止まる」など
- 民主党が政策決定過程で無視できなくなる存在になるので、それまで反映されにくかった意見も反映されるのではないかと思うから。
- どちらかというと弱者目線なので、現在の弱者の目線にたった政策が期待できそうだから。
- とりあえず何か変化が起きる予感がするから。
- 競い合うようになる。だが、議員でなく主役は国民であることを忘れないで欲しい。
- 自民党の国会運営が、強行色が薄まるのではないかと思うから。
- 与党になれるようにがんばるんだと思います。というか、そう思いたいです。そろそろ政治に希望を持たせてください。
- 「もの言う参議院」になりそうだから。
- 外交の面で、自民では代わり映えしないと思う。より中立的になるべきだ。民主党だけでなく共産党など野党の連携も大事に成ると思う。
- 今後、どうなるかは分からない。けど良くなると信じたい。
変わらないと答えた人
- 「自民党も民主党も同じ」「参議院では影響少ない」など
- どの政党もすることは同じ。短期的に変えられるものじゃないだろうから、参院だけで民主が第一党になっても意味がないし、混乱が大きくなるのでは??
- なんとなく。
- 今の政治家には期待していない。そもそも年寄りばかりの意見でこの国はどうにもならない。
- 今回の選挙は、自民が悪かっただけ。民主は自民を批判するだけで何も自分たちの政策を提示していない。民主が良かった訳ではないと思う。
- 参議院が国全体に与える影響そのものが少ないと思うから。
- 衆院はいまだに与党が過半数を占めているため。
- 政権の地盤が与党の方が強いから。
- 政権与党に緊張をあたえる意味ではよいが政策の迅速性を損なう可能性あり。
- 党内の意見が集約できていないため、結果的に混乱すると思う。
- 民主党といっても元自民党の人間が多数いるため。
悪くなると答えた人
- 衆議院と参議院の第一党が異なることを懸念する意見が多い。
- 改革のスピードが損なわれる。
- 国政機能の低下。
- 衆議院と参議院の第一党が異なるため。
- 衆議院は自民党、参議院は民主党、と決定機関が二分しているので漠然と、混乱が起きそうだと感じる。
- 選挙後の展開が見えて来ないから。
- 党内部のまとまりを感じないから。しかし地方にとってはやりやすくなると感じるので長期的にはよくなると思います。
- 国会での審議が党派対立が鮮明になり政治が停滞することが予想されるから。
- 衆参の多数派が異なることにより、多くの法案政策決定等において、レイムダック化が進む可能性があるから。
- 民主党は社会党の生き残りだから。
分からないと答えた人
- 民主党が与党になったことがないからどうなるか分からないという意見多数。
- そう簡単に今の政府がかわるとは思えない。
- よくなる点もあれば悪くなる点もあり、そう簡単に未来のことは予測できないから。
- 期待はしているものの、実際のマニフェストが実現するかどうかは今後を見ていかないと分からない。長い間第二党として存在してきた民主が日本社会を変えてくれるかどうかは分からない。
- 参議院は民主党が第一党だが、衆議院は自民が第一党であるので、今後の法案等の採決が決まりにくくなり、進行が遅くなる可能性も出てくるのではないかと思うから。
- 自分の立場によって見方は変わりうるから。
- 政治の事はわかりません。
- 民主が主導することで政治がよくなるか悪くなるかはまだわからないので。
- 民主党が機能するか分からないと思うから。
- 民主党は、与党が行おうとしている事に反対してるだけっていうイメージがあるので…。
- 民主党は理想論をいっている気がする。でもやはり期待もしているから。
- 良くなるか悪くなるかどちらに転ぶか分からないが 今よりは大きく変化すると思う。
最後に
参院選における若年層の投票率は、第18回(平成10年)で34.81%、第19回(平成13年)で34.35%、第20回(平成16年)で34.33%と低く、全年齢で平均した投票率を下げている原因です。
今回の第21回参院選における若年層の投票率はまだ出ておりませんが、今回投票率が前回比で2.09%増加していることから、若年層の投票率も上がったのではと考えられます。
ドットジェイピーは、若年層の投票率の向上を目標に学生と政治をつなぐNPOとしてこれからも投票率向上の一助となるよう努めてまいります。