ニュースリリースNews Release

2004/4/5インタビューVol.042 [議会議員] 中村 幸平 柏原市議会議員 「鼻っ柱の強い人物になってほしい」

42

柏原市議会議員

柏原市議会 中村 幸平
政党 無所属
選挙区 大阪府柏原市
初当選年 1985年
当選回数 1回(市議選1回)
公式サイト

 

よろしくお願いします。中村議員のHPは、いつもnewという文字が躍っていますよね。それほど、HP作成に力を注ぐ理由を教えてください


自分の活動の報告をするためです。 ビラ撒き、マイクをもっての地道な活動もしていますけれど、新しい媒体としてHPの可能性を探っている段階です。掲載できる内容にビラには制約がありますが、HPだったらいくらでも掲載できるでしょ。
議員に『私』というものはありません。24時間議員をやっているんです。
そういうことはHP上で伝わると思います。そのことはその他の媒体では、できなかったことですよね。もちろん、ビラ撒きもしていますけれど。HPだったら紙代・印刷代などいらないでしょう。
地を這うようなまじめな活動の+αとしてHPを作成しています。選挙活動にどれほどプラスになっているかは、わからないですけどね。市民相談をメールで受けることもあるんですよ。
でもだからと言ってHPがすべてではないです。紙媒体も必要だしマイクを持つことも必要だと思いますね。本当に+αの意識で更新しています。



議員になって、どういうことをしようと考えましたか?


まだ自分は議員になってないと思うんです。議員に通ることは一見簡単なんですが、議員になることは難しいと思うんです。
通ることはもちろん難しいものだけれどね。議員に通ることと議員になることは違うことだと思います。自他共に議員と認める人物になりたいと思っています。本当に尊敬できるような人になることが「議員になる」ことだと思います。それは活動も人格も含めてです。議員に通るのはみんなの力で通ることができますよね。
自分はまだ道半ばだと思います。きっちりとした定義は難しいけどね。



では、議員という職業を通してやりたかったことは何ですか?


私が議員になったのは、たまたまな気がします。選挙があって勧めてくれる人がいたから。
それまで人権の問題や中小企業の育成という問題に取り組んでいて、議員になったらもっとお手伝いができるのではないかと思いました。
議員を勧めてくれる人がいて議員になれました。なかなか「自分がやりたいから」だけではなれない職業ではないかと思いますね。
議員は何でもできるように思えて実は何もできないからね。議員なんて権力もないし予算もないから。権力と予算をどう操れるようになれるかが難しいんですよ。議会ってある意味過半数をとるゲームだと思っているんです。
どれほどいいこと、いい政策を言っていても過半数をとれなかったら実現しないでしょう。
そのためには議員同士でコンセンサスをとっていかなければならないし説得も必要なんです。自分のいったことを100%実現させるためには実現させようとしても、一人の議員単独では議員は予算も権力もないからね。議員の限界を知ってしまっていることもあるからね。
自分は喧嘩しいです。行政マンとも喧嘩します。言いたいことをめちゃくちゃいうし。
現場の声を聞くというのは必要だと思っていますよ。



議員になったことで、達成感っていうのはありますか?


だいぶ変わってはきていると思います。
市民の皆さんの意識も変わってきていますね。
制度としては、「100言ったら1か2」はできるようになってきたのじゃないかなと思います。
若いときは、「革命だ!」と思っていたんですけどね(笑)
0か100か、という感覚がありました。
今は100をとるためにまずは50から。その50を取るために10から進めていこうという考えになりました。大胆な妥協も必要だし。だんだん漸進主義ですね。



次の選挙に立候補することを迷われる、ということはありますか?


それはありますね。柏原市に言ってきたのも実現し始めたのもあるけど、議員としての限界も分かります。
だからと言って議員という枠でできないことがあるから、限界に関して嫌になったりすることはありません。



どうして、インターンを受け入れようと思われたのですか?


同じ柏原市議会議員の友田議員が受け入れていておもしろそうだなと思いまして。本来の議員の姿を知ってもらいたかったからです。
地道な活動を持ちながら、それなりに政策的な内容を挙げている議員がいるそういうことをインターンをして感じてほしかった。
また自分が活動をしていく上で刺激があるからです。僕の支持層は±10歳です。自分は今50歳だから40~60歳の人です。自分の周りにいる人、近くにいる人がそれくらいの年齢層。若い人には会うのは僕らの知り合いの息子くらい。
ほかではなかなか会わないからね。学生の考えていること彼らが何を考えているか分からないからね。それをインターン生を受け入れることで吸収できるんではないかなという気があって。
議員はサボろうと思えばどれだけでもサボれる職業なんです。自分に枷をかけるためにこれはいいなと思いました。



インターン生とは、どんな関係ですか?


インターン生から鍛えられているというイメージです。
若いだけの特権があるからね。刺激をもらっています。若いだけのいろんな考え方あるからね。
過去のインターン生と話す機会があったのですが、誰と会っても驚かなくなったやろ?って話をしていたんです。普通の学生だったら、会えない方もインターンに参加すれば会えるしね。インターン生は肩書きだけでビビッていたところもあったけど、みんな話せば分かるということが分かるのではないのでしょうか。
そういうところはインターンを通して、変わってくるところだと思います。



学生と触れ合うことによって学生の考え方は分かるようになりましたか?


あんまり、自分と考え方は変わらないな、と思いました。けっこう、自分のほうが若いときがあります(笑)。
自分が若いころはめちゃくちゃで、あんまり大人を大人と思わない態度を取っていました。
そんな子最近少ないですね。



学生に対してのメッセージをお願いします。


生意気で、鼻っ柱の強い人になって欲しいですね。
言われたことに関して、はいはい言う人は嫌いですね。自分はそうでしたね。
反抗するくらいのやつじゃないと、絶対後から残っていかないのではないかって思います。もちろん誠実であってほしいけど、鼻っ柱の強い人物になって欲しいです。



(インタビュー:2004-02)


1952.9.15 大阪府に生まれる。
1977 岡山理科大学応用理科卒業。
1985 柏原市議会議員初当選。
1993 柏原市市議会議長に就任。
2001 市議会議員選挙第6期当選。ふれあいネットワーク柏原ホームヘルパー2級講習を開始。
2002 議会運営委員会委員長に就任。
※プロフィールはインタビュー時のものです。

  • facebook
  • twitter