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2005/12/10インタビューVol.058 [秘書] 伊関 みほ 愛知県議会議員 とね勝之議員事務所 「「政治に関心を持ちましょう」というより、「こんな面白いこと、なかなかないよ」と言ってあげたい」

愛知県議会議員 とね勝之議員事務所秘書

とね勝之議員事務所秘書 伊関 みほ
所属 愛知県議会議員 とね勝之議員事務所
役職 秘書

 

議員秘書になったきっかけを教えてください。


よく「議員秘書に興味があったんですか?」と聞かれますが、正直言って議員秘書になりたいと思ったことは一度もなかったです。身内に政治関係者がいたので、かえって「そんなめんどくさい仕事、やだ」と思っていたくらいですから。もともとは司会など、話をすることが仕事だったので、選挙の時のうぐいすなどはしょっちゅうやってましたけど。
前回の地方統一選挙の時、2人目がお腹にいたのですが、友人から「ヒマなら選挙事務所を手伝ってもらえないか」と声をかけられたのがきっかけと言えばきっかけかも知れません。
幸い、当選したのでそのまま居残っています。



学生時代はどのような学生でいらっしゃいましたか?


中学までは自分で言うのもなんなんですが、とにかくマジメでした。
高校に入って遊ぶことを覚え、大学時代は学業は二の次で、毎晩のように遊ぶかたわらでひたすらタウン誌の編集のバイトをやっていました。今考えても、当時の方が裕福だったような(笑)。
単位がとれたのは、友達のノートのおかげだと今でもありがたく思っています。
なので、こういうインターンシップに関心がある大学生さんはすごいと思います。私が学生の時なんて、そんなこと考えもしませんでしたから。



議員秘書のお仕事をされる前までは『政治』というものをどのように考えていらっしゃいましたか?


多分、大多数の方が感じていらっしゃると思いますが、「自分ひとりが何かやっても変わるわけないし」という思いが強かったように思います。 嫌な事件が続くし、不景気は一向に良くならない。政治家はなにやってるんだろう?と。
一応、新聞などには目を通していましたが知識として吸収するだけで、何かそれを自分の生活に役立てるというわけでもない。「政治」というジャンルがあることは知っていても、身近に感じることはほとんどなかったんじゃないでしょうか。



伊関さんが普段『議員秘書』として心掛けていること、大切にしていることはありますか?


まず、感覚です。
議員事務所にいると、自分より年長の方が非常に低姿勢でお見えになることもあります。それを取り違えないように、議員秘書という仕事を「偉い仕事」だと勘違いしないようにすることは気を付けています。
あと、議員と私は同じ年なんですが、「敬う」という態度は忘れないようにしたいと思っています。
もう一つは余計なことは言わないってことですね。事務所には様々な陳情が持ち込まれます。それを口外しないようには気をつけてます。
当たり前のことですけど。



伊関さんからご覧になって、「議員インターンシップ」という制度でインターン生に一番得てもらいたいものは何ですか?


一つ目は議員の活動について知ってもらうことです。
議会に出たり、大勢の前で挨拶したりという華やかなイメージを持っている方が大半だと思いますが、実際にはそれはごく僅かです。
支援者回りをしたり、陳情を解決するために役所に日参したり、という部分を知ってもらえればより議員や政治が身近に感じられるんじゃないかと思います。
もう一つは、政治=議員ってイメージが強いと思いますが、それだけじゃないってことを知って欲しいです。私は秘書としてお給料をいただいてますが、議員を支える後援会の方々はお金になるわけじゃないのに本当に一生懸命活動されてます。
そうした方々が政治の根本を支えているんだということを学んでもらえたら、と思います。



最後に、政治について無関心であったり距離を感じている若者に対して、何かメッセージをお願いします。


政治というのは、何も民営化が・・・とか、年金が・・・とかという難しい話だけじゃないと思います。
例えば、もしちょっと前のフジテレビの社員だったら、自分はライブドア派か、ニッポン放送派かと考えるのも「政治」だと思いますし、もっと細かく言えば、「これ、もっと安くしてよ」と値切って相手の出方を見るのも「政治」。なので、本当は政治と言うのは、社会で生きていれば絶対に何らかの形で関わっていると思います。そこに気付けば政治はそんなに離れた存在じゃないってことがわかるんじゃないでしょうか。
あと、政治って知ると「そうなってたんだ?」みたいなウラの部分がいっぱいあります。
選挙なんて「武器のない国取り合戦」ですから、TVゲームなどで頭脳プレーがお好きな方にはうってつけです。駆け引きとか、様々な思惑とかがからんでいて、下手な小説読んでるより絶対面白いと思います。「関心を持ちましょう」というより、「こんな面白いこと、なかなかないよ」と言ってあげたいですね。



(インタビュー:2005-12)

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