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2008/10/2インタビューVol.071 [国会議員] 福島 みずほ 参議院議員 「一票の力で政治は変えられる」

71

参議院議員

社民党 福島 みずほ
政党 社民党
選挙区 比例区
初当選年 1998年
当選回数 2回(参議院2回)
公式サイト
YAHOO!みんなの政治

 

Yahoo!みんなの政治やブログを活用されている理由は何ですか。


政治は、国民のものです。私はいつも、おかしいことは皆で変えようと思っているわけですね。大学生がインターンシップで来るのも、少しでも政治に興味を持ってほしいっていうのがあるんです。ですから、インターネットというのも、政治に対して関心を持ってほしいとか、そうなのかと思う視点を持ってほしいという思いで、使っています。



更新内容というのは、いつ考えてらっしゃるのですか。


いつ考えるというよりも、書けるときに書くといった感じですね。



Yahoo!みんなの政治やブログを活用されていて、何か反応を得たことはありますか。


もちろんあります。年金記録の問題の場合、自分のことを相談したいとメールをいただきました。それを元に解決したケースもあります。また、介護で働く人とか、非正規雇用で働く人から、こういうことを取り上げてほしいとか、こういう思いで生きているとか、メールをいただいたこともあります。私たちも色んな人と会うようにはしていますが、実際に会える人数は限られています。メールでいただいたものを元に、国会で質問することもあります。貴重な現実の声だと思っています。



特に力を入れている政策はおありですか。


特に、雇用と医療に力を入れています。 雇用では、名ばかり管理職や派遣法の改正を行おうとしています。2004年から非正規雇用フォーラムを行ったり、韓国に非正規雇用の実態を見に行ったり、工場に実際に入るなど、取り組んできました。どうして非正規雇用が増えたのか、どうして派遣の状況が酷いのか、どうして日雇い派遣の状況が酷いのか、どうして名ばかり管理職の問題が放置されているのか。やはり政治と法律の問題だと考えています。だから今は、雇用の問題解決に取り組んでいます。 医療に関しては、特に3つのことに関心があります。後期高齢者医療制度、公立病院保護、出産の問題です。全国で産婦人科が減っていたり、偏在していたりします。岩手県では、車の中で子供を生んだという話を聞きました。「お里帰り出産お断り」という自治体もあります。最近よく街頭で言っているのですが、子供を生むのも命がけ、働くのも命がけ、食べるのも命がけ、飲むのも命がけ、歳をとるのも命がけ、という現状があります。命を粗末にする政治を命を大切にする政治にしようと思っています。



10年後の日本、10年後議員自身はどういった活動をされていたいですか。


映画『崖の上のポニョ』のスローガンというのは、「生まれてきてよかった」というものです。私は今、国民一人一人が抱えている、生活の底が抜ける感覚、不安というものは、とても深刻だと思います。一人一人の人生を応援しない政治を変えるしかない。そのために頑張りたいです。一人一人が「生まれてきてよかった」思えるような、そんな社会ができてればと思いますね。



趣味は何ですか。


映画鑑賞です。洋画も日本の映画も見ています。私は、新聞の映画の審査員をやっているんです。だから、見ないと批評ができないっていうのもあります。凄くたくさんの映画を見ているので、「この監督の次の映画はどうかな」って思うんです。今、往年の名作映画のDVDも出ているので、家でも映画を見たり、映画館にも行ったりします。



休日はどのように過ごされているんですか。


地方に行っていることが多いんですよ。だから、「忙中、閑あり」でしょうか。平日は国会があって、土日、どこか地方に行きます。そのとき、必ず何かを見ようと思っています。美術館とか博物館とか、地域の人と話をしようっていうのがあるんですね。山形県酒田市に行ったときは、土門拳記念館、宮城県に行ったときは、宮沢賢治記念館、長野県の上田に行ったら、無言館だとか、沖縄に行ったときは、ひめゆりの記念館に行ったりしました。そうすると、その土地を理解することにもなりますね。



好きな言葉と理由を教えてください。


「命どぅ宝(ぬちどぅたから)」ですね。沖縄の言葉で、命こそ宝だって言葉なんですね。特に沖縄でこの言葉を聞くと、そうだなあと思います。



学生にメッセージをお願いします。


政治は変えられる。政治って難しいとか、遠いとか、ややこしいとか、変えられっこないとか。そんなことないよって。質問するだけで変わったこともあります。一票の力で政治は変えられるわけだから。明日の天気は変えられないけど、明日の政治は変えられるっていうイタリアの言葉もありますからね。
それから、若い人に言いたいのは、「自分の夢を諦めるな」ということですね。もし、自分の周りに人が100人いて、その内の99人から、「そんなの無理だよ」とか、「そんなこと出来っこないよ」って言われても、自分のやりたいことなら、絶対やったほうがいいっていうのが私の持論ですね。自分がこだわってることは、続けられるんです。ヒントは、外にあるのではなくて、自分の心の中にある。だから、自分は何者で、どういうことにこだわりを持つか。他の人に何を言われたって、自分はこうしたいっていう、心の囁きに耳を済ませて、迷ったら間違いなく、自分の心の囁きに従ったほうがいいと思う。だから、夢は諦めないでって言いたいです。夢だけじゃなくて、岐路でどうしようってことは、いっぱいあると思うんですよね。そのときに、自分の心に忠実であるべき。世界中の人を騙せても、自分の心は騙せない。時間もあるし、夢を諦めないで、好きに生きろって感じですね。



(インタビュー:2008-10-02)


1955年12月24日 宮崎県生まれ
1968年3月 日南市飫肥小学校卒業
1971年3月 宮崎市宮崎大学付属中学校卒業
1974年3月  宮崎県立大宮高校卒業
1974年4月 東京大学法学部入学
1980年3月 東京大学法学部卒業
1987年 弁護士登録、第二東京弁護士会所属
1998年7月 社民党から参議院比例第一位で当選
2001年10月 社民党幹事長に就任
2003年11月 社民党党首に就任。(社民党神奈川連合代表を兼任)
2004年7月 参議院比例区にて再選。現在二期目を迎える
※プロフィールはインタビュー時のものです。

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