来月22日に行われる参議院選挙を前に、NPO法人ドットジェイピーでは、争点や投票意識・政党に対する思いについて政治に関心のある学生720人にアンケート調査を行いました(NPO法人ドットジェイピー調べ)。
「美しい国」構想から国民投票法案の可決・緑資源談合事件による内閣の動乱・社会保険庁の年金問題など安倍政権の手腕に是非を問う今回の選挙について、学生はどのような思いで臨もうとしているのか、を調査しました。

◆選挙に関して
1) 統一地方選挙へ行ったのは61%。参議院選挙へ行く予定の人は87%で、うち支持政党なしが56%。
2)投票行為は義務と感じながらも、自分の意思を政治に反映させたいと58%が思っている。
3)候補者を選ぶポイントは「マニフェスト・政党・人柄」が75%を占めた。
4)参院選挙で争点にすべき政策は「憲法」が34%、「年金」が23%だった。
◆政党に関して
1)支持する政党を57%が「なし」と回答したが、それを除くと自民党が55%、民主党が36%だった。
しかし、政権について欲しい政党は民主党が41%、自民党が39%だった。
2) 好感度が一番良いのが民主党。
次いで自民党だった。
◆社会意識に関して
7割が社会貢献を行いたいと考えていた。
1)統一地方選挙へ行ったのは61%。
参議院選挙へ行く予定の人は87%で、うち支持政党なしが56%。
第18回参議院選挙での20~24歳の投票率は32.65%、25~29歳では38.96%でした(明るい選挙推進協会より)。
なお、投票に行かない理由には、「応援する候補者がいないから」と「投票場所が遠いから」が1位と2位で、合わせて45%を占めました。魅力的な候補者を見つけられていないためと、下宿先に住民票を移していないため、という声も目立ちました。


2)投票行為は義務と感じながらも、自分の意思を政治に反映させたいと58%(418名)が思っている。
3)候補者を選ぶポイントは「マニフェスト・政党・人柄」が75%を占めた。

マニフェストを重視する声が83%(599名)を占め、従来の地盤・看板・鞄の意識が若い世代には薄れていると考えられます。その他の意見は「選挙活動の仕方、名前、個性がある人、国民のために行動する人」などでした。
4)参院選挙で争点にすべき政策は「憲法」が34%、「年金」が23%だった。

国民投票法案やイラク特措法の影響で憲法を意識する声が高いだろうと予想していましたが、年金問題に対しても多くの学生が意識していました。
1)好感度が一番良いのは民主党だった。次いで自民党だった。

逆に、好感度が悪い傾向にあるのは自民党が21%、民主党が15%でした。
どの政党も「どちらでもない」が多いようです。
2)政権について欲しい政党は民主党が41%、自民党が39%だった。

「民主党支持」で、自民党に政権に就いて欲しいという人は少ないが(19人)、「自民党支持」「支持政党なし」で「民主党」に政権に就いて欲しいという人が多くいました。
このように、支持政党では自民党が民主党を上回るが、「好感度」や「政権について欲しい政党」では逆転の結果でした。
| 自民党 |
|
|---|---|
| 民主党 |
|
| 支持政党なし |
|
現状としては、現状維持を求め、他の政党の指導力に疑問を持っているため、自民党を支持している人が多数と考えられる。
しかし「政権について欲しい政党」では民主党が上回っているため、今回の参議院選挙では、いかに民主党が無党派層にマニフェストをPRし指導力を示し、かつ自民党との交代すべき理由を明確に伝えることが出来るかが焦点となりそうだ。
それが出来ないと、政権交代へ近付くことは難しいだろう。
7割が社会貢献を行いたいと考えていた。分野としては、職業・社会福祉・環境保護・国際交流などが目立った。