コラムcolumn

2021/5/20 コラム
「自己定義~自分はお笑い芸人である~」

あなたにとって、自己定義はどんなことですか?詳しく教えてください

(関西GN2支部 横山基哉)

「自分はお笑い芸人である。」でもこれは僕が実際お笑い芸人であるということではありません。これは自分を定義しているのです。これを自己定義といいます。自己分析なら聞いたことあるけど、自己定義という言葉はあまり聞きませんよね。

自己定義とは「○○になりたい!」という願望ではなく、「自分は○○である。」と定義づけることを指します。そして、成功する人は圧倒的な自己定義をしていると聞いたことがあります。例えば、「私は営業でトップを取りたい」ではなく、「私は営業でトップを取る」ということです。このように圧倒的な自己定義、根拠のない自信というものは本気で実現したいという気持ちが行動で表れてきます。それは、顧客へのアプローチ件数やトークの精度、日々の課題解決や仕組みづくりなど多岐にわたります。

逆に営業でトップにならない人という人はどこかの瞬間で自信を失うか、あるいは最初から自信をもっていません。そのため、トップ営業を目指す道筋から、どこかのタイミングで脱落してしまいます。このように圧倒的な自己定義をするとしないでこのような差が出てきます。

そしてここからが本題です。僕の自己定義は「自分はお笑い芸人である。」です。最初これを聞いた時この人はお笑い芸人なんだなと思いませんでしたか?しかし、僕はお笑い芸人ではありません。最初にも言った通りこれは僕の自己定義です。

僕はこの自己定義のおかげで救われた場面が今思うといくつかありました。例えば、自分が批難されたときであったり、嫌なことがあったとき、普通ならストレスがたまるしイライラします

しかし、もしお笑い芸人ならそれをネタにします。このように僕も自己定義がお笑い芸人であるので「はなしのネタができた!」と思うようになり、ストレスになることやイライラがたまることはあまりありません。逆にその出来事を面白く話すためにこの後どんな展開になるのかすこし気になっていきます。

このように自己定義をすることによって、ストレスに思うことが逆に自分にとってプラスなことになります。もしこれが自己定義ではなく、ただ願望の「自分はお笑い芸人になりたい」であった場合だと、このようなプラスに意識が向くことはなくただただストレスやイライラがたまっていたことでしょう。

このことからもやはり自己定義をすることで人生の価値観や考え方を変えることもあり、そしてその変わった価値観や考え方が成功する人の価値観や考え方なのではないかなと思います。

この記事を見た人はぜひ自分を自己定義してみて生活してみてほしいと思います。普段の日常とは少し違う日常を楽しめるかもしれません。

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