コラムcolumn

2021/6/2 コラム
「出会い」と「客観視」

あなたにとって、自己定義とはどんなことですか?詳しく教えてください。

(福岡支部 宮崎萌)

一般的に自己定義とは、自分がどんな存在であるかを定めることです。でも、その定める方法はいろいろあります。私の中で自己定義するとは、多くの人と出会い、その人たちのことを知っていく中で自分自身のことを知り、比較しながら自分の在り方について決めていくことです。「定義」というと、しっかり固定して、ブレずに保ち続けるというイメージがありますが、自己定義では変わっていいと思っています。私自身、どういった存在でありたいかはきちんと定まっていません。でも、それを定義付けるのに役立つ経験はたくさんしてきました。その一つに、インターンシップがあります。県議会議員さんの下で活動させていただいたのですが、多くの人に出会いました。


実際にインターンをする前は、議員さんと言ったら政治というイメージが強くて、関わるとしても政治家の人だけなのかなと思っていました。でも、実際にインターンが進むと、後援会に入って議員さんを支えている方々、市役所で市民の生活を支えている職員さんたち、地域の人々のために動いてくれている民生児童委員さん、子育てのサポートをする保育士さんなど、様々な業種で働いている方に出会いました。それぞれの方の生き方、考え方などを聞かせてもらい、多くの価値観を知ることができました。この経験は、確実に自分がこれから生きていくうえでの糧になると思います。

しかし、いろいろな人と出会って、話を聞いただけでは自己定義をすることはできないと思います。自分自身と向き合うこともとても大事です。自分は今どういったスタンスで生きているのか。周りからはどんな存在として認識されているのか。客観的にみるのも重要な視点です。つまり、自分の枠から出て、批判的に物事を見ることともつながっています。この、批判的に物事を見る力も、養うことができました。議員さんは、現状をどうにかしたいという強い気持ちを持ち、今の社会に対して常に批判的な思考を持ちながら日々過ごしているからです。もちろん、普段はとてもやさしく話をしてくださり親しみやすいです。しかし、政策の話になると途端にモードが切り替わります。常に客観的な視点から物事をとらえているのです。私自身もインターンの活動の中で政策を実際に立ててみる、ということをやったのですが、そのときにいただいたフィードバックはとても鋭く、論理性に満ちたものでした。このような視点は、これから社会に出ていくうえでとても大切なものだと思います。人間は進化を求め生きていきますが、進化するにはやはり批判的な思考が必要不可欠だからです。

自己定義はこれから生きていくうえで、間違いなく必要なことです。自分自身の在り方をしっかり定め、刷新させながら生きていかないと、先が見えない不安定なこの世の中に埋もれてしまいます。だからこそ、多くの経験や自分自身を客観的に身につけることが重要ではないでしょうか。

▼インターンについて詳しくはこちらから見れます。ぜひ参考にしてください。

  • 議員・首長インターンシップ
  • facebook
  • twitter
  • LINE

関連コラム

    関連記事はありませんでした。