コラムcolumn

2021/5/20 コラム
「日本から考える、日本と海外の違い」

日本と海外の働き方についてどう思いますか?

私は大使館や領事館などの国際機関でのインターンシップに参加しました。海外と一口に行っても、各国で働き方は異なると思いますが、一貫して言えることとして日本は勤務時間が長い割に休暇が少ないという点が挙げられます。海外ではもし時間外勤務をしたら、その分の給与が支払われることが当たり前なのに対して日本では『サービス残業』という概念が広まっており、適切な対価が必ずしも支払われない場合があります。これは非常に重要な問題だと考えます。なぜなら、サービス残業の過酷さから命を落としてしますケースがあるからです。海外ではタイムマネジメントの観念が浸透している職場も多く、時間内に仕事を終わらせることも一つの重要なスキルと考えています。そうすることで人々はより仕事に集中し頑張った分の対価として適切な量の休暇を得ることができると思います。私はこの観念がとても効率的で倫理に適っていると思います。タイムマネジメント力が向上すれば生産性も上がります。そして一生懸命働いた分の休暇がしっかり摂れます。また、根本的に海外の職場では日本と比べて休暇が取りやすく、年間労働時間も短いです。そして、長期休暇を取得してバカンスに行く人もいます。休暇は労働者の権利として社会に根付いているのです。他にも年功序列という観念がない海外では、実力に応じて給与が上がったり下がったりする実力、成果主義が一般的です。そのため、個人のスキルによって希望以上の給与をもらえることも稀ではありません。外国の多くの人々は何かしらの専門性を身につけてそれを仕事に生かす人が多いです。そうすることで一度仕事から離れ多としても復帰する時同じ職務であれば他の企業でも同様の給与がもらえることになります。すなわち、育児などで仕事から離れなければならない女性にとってもまた働きやすい環境があるということです。海外の働き方はとても理にかなっていて効率的だと感じます。

スタッフに活動に興味がある人方への呼びかけをお願いします

スタッフ活動は本当に沢山のことを学べます。インターン生期とはまた違った観点から社会で実際に『働く』経験ができると思います。まず大きな要因としては営業力がつくことです。説明会で学生と一対一でお話しすることで相手の懸念点や悩みを読み取り、うまく団体の魅力と絡めながら説明し不安をなくしていくことや、インターンに協力してもらうNPO法人先を探す営業では実際に社会で働いている方に弊団体の魅力を伝えるという経験ができます。営業では各分野の社会問題についても知識量が増えますし、基本的なビジネスマナーも知ることができます。インターン期よりも実務的なお仕事を経験させてもらっています。このような経験はインターン生であってもなかなかできないことです。ぜひこの機会に新たな自分を発見し成長するツールとしてスタッフ活動に参加して見るのはいかがでしょうか。

東京GN支部 梅本来鈴

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