コラムcolumn

2021/5/20 コラム
「自己定義はなぜ重要?〜キャリアデザインにおける成功者の自己定義〜」

あなたにとって、自己定義はどんなことですか?詳しく教えてください。

(広島エリア広島第二支部設立準備室 秋永直哉)

自己定義とは、自分を理想の自分で定義することです。より詳しく言うなら、自分を「私は〇〇である」という風に定義したときに、〇〇に該当するものが自分がなりたいと思う理想の自分であるような定義の仕方のことです。
ただし、注意点として自己定義は「〇〇になりたい」といった願望的なものとして捉えるのではなく、「私は〇〇である」とあくまで定義として捉える必要があります。

実は、俗に言う成功者の多くは共通してこの自己定義が上手いのです。
社内でトップの結果を出す営業マンの例で言うと、彼らと普通の営業マンの一番の違いは「自分が一番優秀な営業マンであると思い込んでいる」かどうかだそうです。
その思い込みが強ければ強いほど、本気で実現したいという気持ちが行動に表れ、結果にも結びつくのだそうです。

これは営業に限った話ではなく、「〇〇になりたい」という願望を思い込みと呼べるほどに強い自己定義に変えることができれば、自ずとその状態に近づいていくのです。

これらを踏まえた上で、皆さんは自分のキャリアデザインにおいて、自己定義ができていますか?

おそらくこれを読んでいる人の大半は大学生だと思うので、できていない人がほとんどでしょう。
理想と現実の距離が遠ければ遠いほど自己定義は難しいものです。
大学生の皆さんは就職は愚か、理想のキャリアについても模索している段階だと思います。その状態で自己定義を行うのは無謀なことかもしれません。
かく言う私も将来についてはまだ模索中の身です。

じゃあ今できることは何か?

前提に戻って考えてみると、自己定義は何もキャリアデザインに限った話ではありません。
理想の自分というと10年後、20年後の将来など、遠くのことを想像しがちですが、別に来年や来月、来週や明日の理想を掲げたって良いわけです。

理想と現実の距離が遠いと自己定義が難しいのならば、距離を縮めてやれば良い。もっと言うと、現実はすぐには変えられないのだから、まずは身近な理想を掲げれば良いわけです。
そうすれば、それに対する自己定義ができ、直近の理想が実現しやすくなるだけでなく、自己定義自体の練習にもなります。
そうやって練習を重ね、自己定義により理想を実現する術を身につければ、キャリアデザインにおける理想の実現もより現実味が増すはずです!

まずは皆さんも身近な理想に対する自己定義から始めてみてはいかがでしょうか?

その一つのきっかけとしてドットジェイピーのインターンシップをご紹介します!

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