あなたは将来、どんな働き方をしたいですか?また働き方の多様化について考えたことはありますか?
私は将来、生活様態に合わせた働き方をしていきたいと考えています。人生100年時代とも呼ばれる長い一生において、ライフステージが変化するとともに働き方もその時々に最も適したものに変えていく必要があるのではないでしょうか。このように考えるようになったきっかけは、両親にあります。私が幼い頃見てきた父や母のワークスタイルと現在よく耳にする柔軟で多様な働き方は非常に異なる印象を受けます。毎日早朝出勤し夜遅くまで働く父や母を見てきて、私も将来このように働くのだろうと漠然と思っていました。私自身、若いうちは仕事中心の生活を送りたいと考えはじめたのも、両親への憧れからです。しかし私の教育に加えて祖父母の介護など、従来のスタイルではどうしても無理が出てきてしまいます。その中でも以前と変わらず働き、無理を言って休みをもらって家の事をする家族の姿が多く見られるようになりました。仕事に邁進することから両親や子どもなど家族へのサポートへと生活のバランスが変わったとき、私が理想とした働き方のままでは仕事においても家庭においても自分の首を絞めることになるかもしれないという恐れも抱きました。以上の経験を通して、様々な外部要因によって変化していく生活様態に合わせて働き方も変えていけたら、仕事も家庭も犠牲にすることなく充実した人生を送ることができるのではないかと考えるようになりました。こうした理想を持ちつつ、数年後自分が社会人として働くビジョンや将来設計について考えたことをきっかけにして、多様な働き方について考えはじめました。2019年に施行された「働き方改革法案」に代表されるように、現在の日本は労働者のニーズに合わせた多様な働き方が選択できる社会に変化しつつあります。さらに昨今の感染症蔓延に伴い急速に発展したテレワークや時間差出勤なども将来にわたってさらに進歩し、より働く選択肢が増えるきっかけになっていくのではないかと思います。このような制度を利用できる企業が都市圏だけでなく地方都市にも増えていくことで、多くの人が自分の生活様態に適した働き方をすることができるのではないでしょうか。
ドットジェイピーのスタッフ活動ではいかがでしょうか?
現在所属しているドットジェイピーでは週1度のミーティングの他は全て自分で時間を管理し業務を行っています。学生の皆さんや受け入れ先の方々との面談やインターンシッププログラム運営など、業務は多岐にわたります。私はインターン期間中の学生フォローやイベント企画に携わっており、その業務の大半がデスクワークで、自分で時間を見つけて進めることができます。時間管理は難しいけれど、将来様々な働き方を選択するにあたって間違いなく必要になる能力です。この貴重な経験をしっかり将来に活かせるよう、日々の業務に取り組んで参ります。(北海道支部 佐々木真弥)