自己分析の定義と趣旨
就活における自己分析とは、自分の特徴や長所・短所、価値観を把握・分析することで就活での『強み』を見いだすことです。 分析結果を元に客観的な視点を持つことで、面接の自己PRや志望動機などで抽象的な表現ではない、具体的でオリジナリティーのある発言ができます。
自己分析の有効的ツール
ここでは2つの自己分析ツールを紹介します。参考にしてください。
1. 自分の長所や弱みを見つけることができるツール「ストレングス・ファインダー」
「ストレングス・ファインダー」は、外資系企業を中心に広く採用されている自己分析ツールです。Webテストを受けることで34種類ある特徴の中から、自分に当てはまるトップ5の強み(長所)を教えてくれます。
ストレングス・ファインダーを使う最大のメリットは、自分が弱みと感じていることも、実は強み・長所であることを教えてくれる点です。
例えば、消極的でなかなか行動を起こせないことが弱みと考えている人は「慎重さ」や「規律性」が長所として提示されることで、実は伝統的な日系企業が最も欲しがる「ミスをしない人材」であることが分かります。逆にケアレスミスが多くて人に迷惑をかけてばかり……という弱みに悩む大学生は、「活発性」などの強みが出た場合、経営人材に欠かせない「迅速に決断し実行する行動力」を持っていると言えるというわけです。
自分の本当の性格や長所が分かる「ビッグ・ファイブ尺度」
「ビッグ・ファイブ尺度」は、企業が行う筆記試験の一部として組み込まれている適性検査で、広く採用されている方法です。
設問に答えると、自分の性格が「外向性・好奇心の強さ・協調性・情緒安定性・勤勉性」の5要素でスコア化され、点数のバランスでタイプを判断します。下手な自己分析ツールより基準がシンプルで、自分の社会性が判断されるため、面接やエントリーシートでアピールすべき視点が明確になるはずです。
また、この尺度を知っておくと自己PRに使えるだけでなく、企業分析でも「この企業の面接では協調性を最優先にアピールすべきで、外向性はなくてもいいな」と簡単に合う企業をチェックできるようになります。
終わりに
現在では、様々なツールを用いて自己分析を行い自己理解をしていくのが一般的です。
氏名:保坂輝
大学名/学部/学年:日本大学法学部3年
所属支部:東京第二支部
プロフィール:2021・春に
議員インターンシップに参加。
現在はドットジェイピー東京第二支部で
゙スタッフ活動中。
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