議員インターンシップ(体験学習)を希望する大学生と、受け入れ議員側の議員事務所との面接会が25日、東区の県立生涯学習センターであった。仲介している中区の特定非営利活動法人(NPO法人)ドットジェイピー中国支部が開いた全国初の試みに、県内の大学から男女13人が挑んだ。
広島大、広島修道大、広島市立大、広島経済大から学生や大学院生が集まった。県議や広島市議、衆議院議員秘書ら計6人が順々に面接。「国際情勢で今、何が気になるか」「なぜ政治に関心をもったのか」「事務所で何をしたいか」と矢継ぎ早に質問。企業の人事担当者顔負けの手際のよさで、学生を驚かせた。
4月の統一地方選を控え、学生側は「選挙見たさ」も手伝って、意欲満々。「机上で学ぶ政治とのギャップを埋めたい」「多くの人と接する議員の視点で物事を見てみたい」など、志望理由を熱っぽく語っていた。