プレスリリース

会計ソフトfreeeを使った政治資金会計サービス「政治資金クラウド」サービスリリース!

NPO法人ドットジェイピー(本部:東京都千代田区 / 理事長:佐藤 大吾)は政治家が政治資金の会計業務にクラウド会計ソフトfreeeを使うためのクラウド型のサポートツール”政治資金クラウド”をリリースしました。政治資金に関するリスク対策をバックアップし、政治家が本来の政治活動に注力できる仕組みを目指します。

本サービスの背景

政治資金に関する問題が起こる背景には、今だに残る現金主義や、不透明な会計記録といった構造的な課題があります。一方で昨今のFintechに代表されるイノベーションは企業のバックオフィス業務を変革し、人の働き方を大きく変える原動力となっています。そこでNPO法人ドットジェイピーでは、日本のFintech市場を牽引するシェアNO1のクラウド会計ソフトfreee(以下:会計freee)を提供するフリー株式会社様のご支援と、Google社によるNPO助成プログラム”Googleインパクトチャレンジ”での助成により、政治団体向けに、クラウド会計のソリューションを提供致します。

政治資金クラウドの概要

政治資金クラウドサービスURL : https://kaikei.seijinavi.com)は、本来は企業や個人事業主の会計用ソフトである会計freeeを、政治団体が所管の選挙管理委員会に提出する政治資金収支報告書や会計帳簿等の出力を可能とするクラウドサービスです。政治資金会計専用の勘定科目を会計freeeにセットアップし、会計freeeの機能を政治団体でも利用することを可能にしました。また、会計freeeのタグ情報を活用することでコンプライアンス上の問題チェックや各種書類の生成まで対応します。

【クラウド会計及び本サービスに期待できること】
・クラウド化することで議員と会計担当者間での情報共有が進み双方の責任が生まれる
・現金のやり取りから入出金履歴が残る銀行口座上でのやりとりへと電子化を後押しする
・自動的に複式簿記による会計処理がされることで、透明性のある説明責任を果たすことも可能
・政党や政治団体ごとに異なっていた会計科目の統一化
・経理ミスや無知による政治資金規正法の違反を予防する

クラウド会計ソフトfreeeについて

個人事業主から500名規模の法人まで対応している全自動のクラウド型会計ソフトです。簿記の知識がなくても利用でき、銀行やクレジットカードの入出金明細を自動で取り込み、記帳を自動化することができます。
請求書の発行・郵送・消込、経費精算や銀行振込みまで対応しており、経理業務をまとめて効率化できます。2017年クラウド会計に関する調査(BCN調べ)で導入シェアNo.1のクラウド会計ソフトに選ばれました。

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
NPO法人ドットジェイピー 政治資金クラウド係
TEL : 0120-098-214 / Email : contact@dot-jp.or.jp