「いやぁ、インターン参加しておけば良かったなぁ…」
これは現在某県で公務員として働いている、筆者の先輩の言葉です。
その先輩は入学当時から公務員志望であり、早い内から公務員試験の準備を始めていました。そのため筆記試験は苦労しなかったとの事でしたが、代わりに「面接」が大きな壁になったと語っていました。
何を面接官に話したらいいのか。
何を面接官に伝えたらいいのか。
そこをもう少し定めておければな、というのが先輩の後悔だったようです。
さぁ、ここまで読んでくださった画面の前のあなた!!
もしかしたらこの先輩のように、早めから筆記試験の対策を始めている方もいらっしゃるかも知れません。準備は早いに越したことはありません。大事なことです。
では、面接対策は?
「なぜ公務員を志望したのか」と聞かれて、答えられますか?
…というわけで今回は、面接対策の大きな武器になる「公務員インターンシップ」に関してお話していきたいと思います!
この記事で「こんなことやるのかなぁ」というざっくりのイメージを得て、他の受験生に差をつけるきっかけ作りをしていきましょう!
そもそも一体公務員インターンって何する??
「公務員インターンのここが良い!!」をお話する前に、そもそも公務員インターンはどういうものなのかをざっくり説明します。
公務員インターンとは、実際に志望の官公庁に出向き、その仕事を実際に行い学びに繋げる体験活動になっています。インターンと聞くと「企業インターン」が真っ先に浮かぶでしょうが、それの公務員バージョンと思ってもらって差し支えありません。
業務はインターン先の官公庁によって様々です。
筆者の地元や通っている大学の近くの所では、実際に業務のお手伝いをするものから、「地方公務員のあるべき姿」というテーマでグループディスカッションを行うところもあり、ところによってできる活動が様々であることが分かります。
公務員インターンに参加するメリットとは
さぁここからが本題です!
公務員インターンに参加するメリットとは何なのか?
ここでは大きく二つ紹介します!
一つ目は「人脈が作れる」という点です。
これは企業インターンでも同様のことが言えますね!
職員の方と仲良くなっておくことで、エントリーシート(願書)の書き方や面接対策のアドバイスを求める先を作ることができるのです。先輩の体験記は学校でも得られるかも知れませんが、志望先の合格体験記となると、重要度がまた変わってきますよね。
受験はやはり情報が命です!そういった意味でも、人脈を作れるという点は大きなメリットと言えるでしょう。
二つ目は「面接の際のエピソードを作れる」ということです。
これはこの記事の冒頭で触れた部分ですね!実際の公務に関わり感じたこと、考えた事を話せる様にしておくことで、面接において周りの受験生に差を付けることができるのです。
もしかしたらインターンの活動を通して、知らなかった領域に興味が出たり、逆に元々志望していた領域への熱が更に燃えることもあります。
なぜそういう気持ちになったのか、どこにポイントがあったのか。
そこを言語化することで、エントリーシート(願書)や面接でよく聞かれる「なぜ公務員を志望したのか」という質問に、奥行きのある回答を作ることができるのです。また、企業においても公務員においても、「熱意を伝えられるか」という点は大事です。
「インターンに参加した」というアピールは、「思うだけでなく行動に移すほど本気なのだ」というアピールに他なりません。回答を作るという面でも、印象の面でも、いいとこづくめと言えるでしょう。
さいごに
さて、ここまで公務員インターンに関するお話をしてきました。読んでくださったあなたの中に、何かしらのイメージを作ることができていれば幸いです。
昨年度、株式会社マイナビが全国の会員に向けて、公務員志望の状況についての調査を行い結果を公表していました。それによると、公務員インターンに参加したことがある学生は全体の約50%、ということでした。
つまり、あなたのライバルの2人に1人はインターンシップに参加しているということになります。昨今のコロナ禍により、公務員の志望度は増加傾向にあります。
周りの皆が動き始める前に、一歩リードしておきたくありませんか??この記事を読んで「やっておきたい!」と思った方は、是非志望の官公庁のHPにアクセスしてみましょう!
また公務員か企業で迷っている方でも参加出来るインターンもあるので、是非探してみてください!
この記事を読んでくれたあなたが、後悔のない受験を出来る様に祈っております!
引用元:https://saponet.mynavi.jp/column/detail/20210430110327.html