【大学生必見】夢がない若者がやりたいことを見つける方法

「今の若者は、、、」
この枕詞にポジティブな言葉を連想する人はいないだろうと思います。

今の若者は、と聞いて連想するのは「ゆとり世代」「悟り世代」「Z世代」、、、

どれもあんまりいい印象持たないな、、、と感じます。

実際に、若者が夢を持たなくなっている、と言う話はよく聞きますし、私が就活をしてる時にも、「やりたいことがない」という人の話を聞いたことがあります。

ただ、本当にそうなんですか。
本当にやりたいことがないんですか？

今回は、そんな｢夢がない｣と感じている方々に向けて、夢を見つける方法をご紹介します。

今の若者は夢がない。
実はそんなことはなくて、自分に蓋をしてるか、気づいていないかの違いかなと思っています。

筆者は大学生活でドットジェイピーのインターンシップに参加し、さらにその運営スタッフとして多くの同年代の「若者」と会話をしました。

加えて、3年生の頃には就活をしていたので、さらに多くの人と話していました。

やりたいことがない、という大学生は僕も含めてほとんどいませんでした。そして、そのような若者に共通しているのは、「大学生のうちに運命的な出会いをしている」ことだと思います。

ここでの｢出会い｣は漫然とした理想に対しての「手段」を知るということであり、出会いの違いです。

先ほど触れてきた通り、これまでたくさんの人と話してきて、「夢がない」という学生もいましたが、やりたいことに向かって頑張っている学生が多数派でした。

例えば、教育格差を変えたい。国際的支援をして貧困を解消したい。といったやりたいことは明確にあり、そのために学部を選択してる学生も多い印象です。ただ、その手段って意外と知らない物がたくさんあるんです。

例えば、教育格差に対する手段としては文部科学省で行政を動かす、ということであったり、学校の先生となって現場を変えるというものが挙げられます。

しかし、手段に囚われすぎてしまうあまり、可能性がないと判断してしまえば夢を諦めてしまう、そしてやりたいことが消えたばかりなので新たにやりたいことがない、、となってしまうように感じています。

これまで実際にインターンの運営で多くの大学生と面談をして、「やりたいことは？」という問いかけをしてきました。それに対して、「やりたいことはないんです。」といった学生は一人もいませんでした。

理想は明確な方が多いのですが、その手段は公的機関が多く挙げられていました。しかし、ドットジェイピーで運営するインターンを通じて、社会課題の現場に触れることで、インターンが終わる頃には理想の実現のための手段を知って新しい道を歩む学生さんが多いです。

そして、これは就活も同じです。
いくつもの企業を知ることで課題解決の手段を知り、自分に合った進路、会社を選んでいくようになります。

ここで、実際に筆者の例を話せたらなと思います。

筆者は元々人のキャリア教育や、若者が夢や希望を持てる社会を作りたいと考えており、大学のキャリアセンターで大学生にキャリア教育を行いたいなと考えていました。

手段は大学のキャリアセンターしか思い浮かんでいませんでした。しかし、1年生の春休みに学習支援のNPO法人のもとにインターンへ参加し、キャリアセンター以外の選択肢を知りました。

そしてその視点を元に就職活動を進めていくと、民間教育でのキャリア支援、生活サポートを行なっていることなど、発見がたくさんありました。

初めはやりたいことの手段が1つしかありませんでしたが、手段を豊富に知ることができたため、やりたいことが〇〇で、その実現のためにXXするんだ！と自信を持って語れるようになりました。

さて、ここまで若者は夢がないんじゃない、手段を知らないだけだ、という話をひたすら繰り返してきました。

鶏が先が卵が先か、目的を意識して手段を探すこともあれば、手段を知ってから目的を意識して、やりたいことが呼び起こされることもあります。心の奥底に、将来に対する意思があなたにもきっとあるはず。

その可能性、つまり手段を広げてくれるのは人との出会いです。

大学生活は4年間あります。
自分を知る出会い、手段を知る出会いがあることを祈っています。

若者に夢がないなんて言わせない。

筆者も来年から社会人になりますが、人に夢を、達成のための手段を示していける人間になれるように頑張らないとですね、、それが真っ先に思い浮かぶ筆者の夢です。