インターンシップ

「普通」で良いと思ってはいけない

プロフィール:福田朱里/大学2年の夏休みにインターンシップに参加。現在は水戸支部にてスタッフ活動中。

本当の第一歩って?

皆さんは、第一歩ってなんだと思いますか?
「目標に向かって歩き出すこと」なんてよく聞きますが、私は「知ろうとすること」だと思います。今回は、私が大学2年生の時に「知ろうとすること」の大切さを実感した「インターン活動」についてお話していきたいと思います。

 足りないと思っていた

大学2年の夏休み、私はNPO法人ドットジェイピーが主催しているインターンシッププログラムに参加しました。参加しようと思った理由は、大学生活にもの足りなかったからでした。確かに大学は楽しいし、充実はしてる方だったと思います。でも足りないと考えていました。将来に対して、漠然とした不安を抱えてました。そんな時に、友人から「いろいろな社会問題を知れるし、就職の時の話題にもなるよ」と、インターンシップの話を聞きました。私はなんとなく興味があったので、詳しく話を聞いてみることにしました。そして後日、その友人から説明を受けているとき、こんな質問をされました。「このインターンシップに参加するとしたら、活動が終わるころ、どんな人になっていたい?」私は返事に迷いました。それは、「普通」で良いと思っていたからです。それまでもなんとなく人の意見に従って、なんとなく取り組んで、自分の意見もろくに言わずに過ごしていました。もともと自己主張は得意ではなかったし、自己主張で現状が変わるとも、変えようとも思っていませんでした。私がもの足りなさを感じていたのは振り返ってみて、「このままじゃダメ」だということにうすうす気づいていたからだと思います。なので、私はその質問に「自分の意見をちゃんと人に伝えられるようになりたい」と答え、インターンシップへの参加を決めました。では、実際参加してみてどうだったの?って、皆さん思いますよね。結論から言えば、参加してよかった!!です。

「普通」があたりまえのことではない

具体的にどう良かったか。まず物事の見え方がガラッと変わりました。私が参加したのはNPO機関の仕事を体験するインターンシップでしたが、インターン先のNPO機関の方から社会課題に関するお話などたくさん聞いたり、他のNPO機関で活動している学生さんのお話を聞いたりすることで、自分が今まで過ごしていた「普通」があたりまえのことではないと知ることができました。社会には大きさ問わず問題を抱えている方がたくさんいて、多くの方が「普通」を手に入れるために動いていることを知りました。そして私も「そのような方たちの力になりたい。その思いを社会に広めたい。」と思ううちに、「もっとこうしたらいいのではないか」といった自分の意見を自然と発言できるようになっていました。私がインターンシップを通して変われた理由は、社会の現状を知ったからです。だから皆さんも、この記事やインターンシップをきっかけに、何か知ろうとして、第一歩を踏み出してもらえたらと思います。

関連記事
  • 【大学生必見】2年生からできる就活を現役就活生が紹介!

    インターンシップ

  • 【大学生向け】コロナ禍では大学生のイベントの一つになる!?インターンシップをご紹介

    インターンシップ

  • 定番だからこそ経験したほうがいい⁉大学生がやるべきこと4選

    その他