インターンシップ

「インターンシップの体験談」

私のインターンシップ体験談

私は高校3年生の頃ずっと受験だけを考える日々を送っていました。勉強はもちろん楽ではありませんでしたが、頑張っているクラスメイトや友達を見てモチベーションを上げていました。そしてもう一つモチベーションを上げていたのは、憧れの大学生活を夢見ることでした。

ルールに守られてきた高校までとは違い、一気に自由になる大学生。休暇も、春と夏にそれぞれ2ヶ月もあります。高校の頃は比較的課題や模試が多かったこともあり、しっかりとした休暇が取れていなかったので、2ヶ月も休みがあればなんでもできる!と想像を膨らませていました。大学生の休暇では、思い切り遊んで、そして時間があるからこそできる体験をして力をつけたりできたらいいなとぼんやりと考えていました。

そして受験が終わった3月。世の中はコロナウイルスが蔓延し始めていました。4月になり、学校に行けないどころか、授業まで延期になってしまいました。ようやく7月に対面での授業が始まりましたが、半分は遠隔のまま。夏休みになっても遊べず、友達も学科以外にはなかなか作れず、あれよあれよとあっという間に1年生が終わろうとしていました。コロナウイルスは仕方ないのでどうしようもないことなのですが、私は今年1年なにをしていたんだろうと虚しくなりました。

そんな時に同じ学科の友人に、インターンシップ興味ない!??と誘われました。インターンシップなど考えたこともなかったので、とても驚きましたが、大学生のうちになにかやってみたいという気持ちがあったので、思い切って参加してみることにしました。はじめ、議員さんのもとでインターンシップを行うなんて自分にできるのだろうかと不安でした。でも議員さんは非常に優しい方で、いつも気さくに話しかけてくださりました。私が驚いたのが議員さんの知識の多さです。私がインターンをさせていただいた議員さんは、保育園の園長もされている方でした。教育についてとても熱心に常に勉強をされていて、日本の教育だけでなく海外の教育も勉強をされていました。お話を聞かせていただくなかで、わからないことがあったときにこちら側が質問をすると、どんな質問にもすぐ答えてくださり、私はこのインターンシップを通してほんとうにたくさんの知識を得ることができました。すごく印象に残ってることがあって、議員さんが、「世の中が変わっていくのを嘆いても仕方がない。時代について行くためにたくさん勉強をしているんです。楽しいですよ。」とおっしゃっていたことです。私もこんな風な大人になりたいなと心から思いました。

ほかにもインターンシップを通して得たことがあります。それは度胸と初対面の方の前でも自分の意見を言う力です。インターンシップでは出会う人ほとんどが初めて会う方ばかりです。それも同じ年だけでなく、先輩や、大人の方もいらっしゃいます。私は今まで人見知りで、初めて会う方とはあまり話すことができませんでした。しかしこのインターンシップを通して色んな人との初めましてを繰り返していくうちに、だんだん慣れてきて、初対面が少し怖くなくなりました。苦手を克服するのには数をこなすというはとてもいい方法なのだなと実感しました。また、インターンシップには多くの人の前で発表をする場面もあります。今回はzoomでの発表でしたが、やはり多くの人が聞いていると思うととても緊張するだろうなと思っていました。だからこそ、練習を繰り返し行い、自分に自信がつくまで練習しました。すると本番では、あまり緊張せず家で練習した通りに発表することができました。

これから先、卒論の発表や、就活の面接など初対面の方の前で自分の意見を発表する場面というのはたくさんあると思います。私はインターンシップを通して、練習を繰り返し行い自分に自信をつけることで、本番でも力を発揮することができるということを学んだのでこれからの生活に存分に活かしていきたいと思います。(長崎支部 菅野谷亜美)

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