インターンシップ

「ドットジェイピーインターンシップの参加タイミング」

ドットジェイピーのインターンシップの参加は大学生活でいつから参加することがオススメですか?またその理由を教えてください。

ドットジェイピーのインターンシップの参加対象から、参加のタイミングは1・2年生が最適だと思います。特に個人的には1年生からの参加を強く勧めたいです。というのも、ドットジェイピーのインターン内容が人によっては就活準備の土台づくりとなりうるためです。

例えばドットジェイピーの「議員インターンシップ」では、議員とともに活動することで政治や社会と私たちのつながりを認識するという理念があります。この理念に示されているように、政治は社会を包括するものです。そのため政治の現場を学ぶことで社会全体への知見を深め、進路選択の参考にしようという参加学生も少なくありません。実際にドットジェイピーの「議員インターンシップ」参加学生の進路希望について実際に政治的な進路を考える人は公務員34%、議員5.5%というように全体の40%にも満たず、その他大部分を占めているのは民間企業志望者や未定者合わせて42%で、それについで進学・研究者、資格業といったように、参加者が考える希望進路は多種多様です。これは一見、「議員インターンシップ」という名前の政治性と関わりのないような職業であるというように受け取れるかもしれません。ドットジェイピーではそのほかにも「グローバルインターンシップ」や「NPOインターンシップ」を用意しています。「議員インターンシップ」はその中でも専門性の高いインターンと解釈されやすいはずなのに、どうして学生の進路希望が多岐にわたっているのでしょうか。その理由は「就活の土台づくり」として当インターンに有用性があるからだと考えられます。

具体的に、前述した「議員インターンシップ」を例に挙げて、ソーシャルインターンシップと就活の有用性について述べたいと思います。議員という職業柄、社会の様々な職業分野との繋がりは無視できない部分です。議員さんと行動をともにするということは、その議員さんの政策に影響を及ぼす職業部門の関係者や経営者などの協賛者に実際にお会いし、話を聞くことができるということになります。これは地方議員についても同様で、様々な地域産業の関係者や福祉関係、教育関係者など議員の特性に合わせた多くの人脈を持っていなければ、社会にとって有効な政策を作ることはできないからです。こうした人と実際にお会いし、現場の声を聞くというプロセスは、進路未確定者や民間企業志望者の中でも「まだどんな企業部門に進むかわからない」と言うような学生にとって、進路確定の参考になると考えられます。今や就活において、「企業インターンシップ」の選考会から就活面接に至るまで、「なぜうちの会社なのか」「なぜこういった進路に興味を持ったのか」を聞かれるのが必然のようです。その時に実体験を用いて話すのが通例ですが、多くは実体験と企業分野の関連性を現実的に捉えられず、就活生が悪い意味で理想主義者のイメージを形成しかねません。しかし、大学入試とは異なり、業種分野の現実を知らず単なる興味と理想で入社しようとしている就活生のイメージは、利益重視の企業において良いものとは言い難いです。

そこでドットジェイピーのインターンのタイミングですが、例えば「企業インターンシップ」を2・3年に控えているとして、どの企業のインターンを受ければいいのか考えるには履修内容に余裕のある1年生が最適でしょう。「その業種を知りたいから企業の短期インターンに行く」と考える人もいると思います。しかしインターン参加費で1〜2万円、スーツ代で5万円、移動費や食事代その他の出費を考え、通常は就活に10万円程度の就活貯金を用意するように言われている中、インターンをどれだけ掛け持ちできるかは経済力と時間の面から限界があります。無作為にインターンシップに参加し、内定に直結するようなインターンシップが見つかればいいというのは、あまりにも現実的でないと思うところです。

また、最近では入社試験にディスカッションやプレゼンを課している会社は少なくありません。そこで話し合われるのは業種に特化した課題への現実的なアプローチ方法であることが多いようです。そういうグループワークで突出したパフォーマンスをするには、問題領域の特定から経費面に配慮した有効な改善策の立案、それを伝えるプレゼン能力が必要でしょう。「議員インターンシップ」で紹介している「未来国会」はグループワークの中で現実の課題から問題領域を特定し、現実の予算内で改善策を実現する方法を実際にプレゼンする機会として周知されています。こういった経験が就活のより良いパフォーマンスにつながることは言わずもがなですが、大学は研究する場所であるために、このように現実世界に有用な話し合いの機会が今後提供されるかは、大学や学問領域によっては異なるかと思います。よってこういう機会の獲得をするタイミングとしては、なるべく早い方がいいと思うところです。

上記のように進路に関わる興味分野の「きっかけ」作りを侮る学生は、今や殆どいないでしょう。さらに就活面接の裏側を知れば、自身の学問領域・大学の特色がその進路先に有効と言えるのか不安になる学生も多いことだと思います。ドットジェイピーの参加者情報の進路希望や専攻する学問領域の多様さにはそれが現れていたのだと思います。

結論としてドットジェイピーのインターンシップに参加するタイミングは、自分の就職活動の開始時期に合わせて最適時期があると考えられます。もし、2年生から企業インターンを行うつもりで、且つ、企業インターン情報収集や興味分野の特定を熟考するのにさらに時間が必要だとなれば1年生の参加が最適時期だと思われます。もちろん公務員や議員志望のように、「議員インターンシップ」が進路確定に直結するものであれば、2年生でも遅くはないでしょう。自分の進路がいかに定められているかによって、このタイミングは異なってくるように考えられると思います。(東京1支部 髙橋乃亜)

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