就職活動

【大学生必見】結局いつからやるべき?タイプ別就活の準備

大学生の皆さんから切っても切り離せないもの「就活」
近年就活は早期化の流れを見せており、「いつから就活準備をすべきか」という問いは大学生の頭を悩ませています。

株式会社ライボによる、23卒学生を対象に実施した「23年卒 就活実態調査」の結果https://laibo.jp/info/20220314/より引用)によると、「企業の採用活動が3月の情報解禁よりも前倒しされていると思うか」という質問では、「はい」が82.8%、「いいえ」が6.3%との結果が出ました。つまり、8割以上の就活生が「採用活動が前倒しされている」と感じているのです。

事実、筆者も3年生の12月には内定を獲得し、そのまま就活を終了しました。

こういう言い方をすると、凄く焦りますよね、、、!

しかし、ただ焦るだけでは意味がありません。自分の状況に合わせて、就活において最適解を取りながら、大学生活を充実させたいですよね。

では、就活準備は結局いつから行うべきなのか?

今回は、「そもそも就活準備とは」、「1,2年生はいつからすべきか」「3年生はどうするか」に分けて、この問いの答えの一つを紹介します。

この記事が、皆さんの就活への理解をより深めるものになれば幸いです!

そもそも就活準備とは?

一口に「就活準備」といっても、様々なものがあります。

よくイメージされるものとして、「企業説明会やインターンシップへの参加」や「企業・業界研究」、「自己分析」や「Webテスト」、「面接」といった選考対策があります。

これらの多くは、3年生から行われることがほとんどです。
企業が実施する説明会やインターンシップは、就職活動をしている3年生を対象にしたものがほとんどです。筆者自身、本格的に企業のことを調べ始めたのは、そういった参加可能なイベントが増えだした3年生になってからでした。こういった点で、「就活準備」と言われるものの多くは、3年生が行うものが多いような気がします。

しかし、以上の事柄だけが就活準備ではありません。上記以外に重要な就活準備として、「経験を積むこと」があります。

これが大切な理由として、経験を積むことによって、自分の将来について考えるきっかけを得たり、企業に求められる人材に成長することができ、それが就活を有利に進める上で重要だからです。

例えば、サークルで会長を務めたり、ボランティア活動に参加したりと、何かしらの経験を積むことで、自分に向いていることや興味を持つものとは何なのかを考えることができます。また、リーダーとして集団をまとめ上げた経験は、社会人になってからのチームのマネジメントに役立ちます。これらの経験をもとに自分の志向、強みが明確になり、行きたい企業を選ぶことができ、面接などの選考でも評価を得ることができるのです。

つまり、経験を積むことは就活において不可欠なのです。このように、よくイメージされること以外にも、重要な就活準備は存在します。

1,2年生はいつから就活すべき?

先ほどの項では「就活準備とは」という話をしました。では、ズバリ就活はいつから始めるべきなのか?についてこれからお話しします。

まず、1,2年生についてです。前提、1,2年生ですべき就活準備は、「経験を積むこと」にほかなりません。それ以外の活動(企業説明会やWebテスト)は3年生から始めれば全然間に合いますし、そういったイベントには1,2年生の皆さんは参加できないことがほとんどです。

では、その「経験を積むこと」はいつからすべきか。答えは、「今」です。今経験を積むことが求められます。

なぜなら、今経験を積まないと3年生になってから焦ることになるからです。3年生になれば、インターンシップなどの本格的な就活準備が始まります。そうなると、「スキルアップや面接でのネタをつくる」と言っている場合ではなくなります。

冒頭でもお話しした通り、就活は年々早期化を加速させています。「今」経験を積まなければ、就活は必ず不利になります。

1,2年生から参加できる企業の長期インターンシップや、弊団体ドットジェイピーのソーシャルインターンシップに参加する。部活に精を出す。どんな活動でも、何かしらの成長や、気づきを得ることはできるはずです。

そのため、小手先の就活対策ではなく、自分を成長左折ための「経験」を得ることに力を入れてほしいです。そしてそれは、ほかでもない「今」はじめてください。

3年生になってからの就活準備は?

先ほどまでは、「経験を積む」ことに焦点を当てて説明をしてきました。ただ、それらは1,2年生が意識すべきことであり、3年生は本格的に「企業説明会」「インターンシップ」などの就活準備を意識する必要があります。それらの活動はいつからすべきか。

これも結論は同じで、「今」です。今から始めてください。理由は2つあります。「就活の早期化」、「就活は積み重ねである」の2つです。

まずは「早期化」について話します。
「採用選考のエントリー開始は3年生の3月である」というのは一般的な認識です。ただ、これは一部の企業だけです。外資系企業やベンチャー企業は3年生の8月には選考が始まっています。

「3年の3月解禁」というのは実は、経団連に加盟している企業に限ったルールなのです。この記事を10月に読んでいる3年生の皆さんは、「多くの企業でもう選考は始まっている」と思ってください。

今始めなければ多くの企業の選考を受けるチャンスを失ってしまうかもしれない、、、そう思うと、今始めなければならないということに納得していただけるかもしれません。筆者の内定先の企業では、一般的な選考解禁の3月を少し超えた時期で既に新卒採用を終了していました。

そして2つ目の「就活は積み重ねである」について話します。
就活準備には上にも列挙したように、たくさんのコンテンツがあります。企業説明会、インターンシップ、OBOG訪問、自己分析、Webテスト対策、企業・業界研究、ES添削、面接対策、グループディスカッション対策、、、挙げだすときりがありません。

これだけのことをやるには時間が必要であるので、始めるのは早ければ早いほど良いということが分かりますよね。ただ、これらのことは何とか短期間で済ませようと思えば、要領の良い人であればできるかもしれません。それでも「今」就活準備を始めてほしいのには、これらは長期的な取り組みによって良質化していくものであるからです。

例えば企業・業界分析では、世の中にある無数の企業や業界と対峙することになります。短期間でやりきるより長い時間をかけて研究をすることで、より包括的で解像度の高い理解ができるはずです。

また自己分析において、「自分は将来どうなりたいか」ということを考えることがありますが、そういうものは一朝一夕には分かりません。業界分析と並行して、時間をかけて社会を知る中でようやく確固たる自己理解ができるのです。短時間で済ませた自己分析は浅いです。

したがって、絶対的に就活準備には時間をたくさん使えた方が良いし、そのためには「今」から始めることが最適です。

以上の理由より、就活準備は「今」から始めるべきです。「出遅れた…」と焦る前に、少しでも就活準備に時間を割く方法を考えましょう。

まとめ

今回は、「就活準備とは」そして、「結局いつからやるべきなのか」についてお話ししました。いかがでしたでしょうか?

就活の早期化は今後加速していきます。

2018年に経団連は、現行の就活ルール(3年の3月説明会解禁・4年の6月選考解禁)を将来的に廃止する決定をしています。今後必ず廃止されるのです。「今」しなければ、必ず周りに後れを取ることになります。満足できる就活をするためにも、「今」から就活を始めましょう!

この記事を通して、少しでも「就活頑張ろう!」と思っていただければ幸いです。

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