インターンシップ

長い夏休みを、とびきり充実したものに

「インターンシップ興味ない?」
この一言が、大学1年の夏休みを
こんなに楽しみなものにするなんてことは、
当時の私は知る由もなかった。

最初にこの言葉を投げかけられたとき、
私の答えはノー一択だった。
なぜなら私は将来、教員になるとすでに決めていたからだ。
進路が決まっているにも関わらず、
インターンシップに参加する必要性を見出せなかったのだ。
私をインターンシップに誘ったのは、
同じ大学学部の2年生だった。
私と同じように教員を志していて、
彼女自身そのインターンシップに参加したのだそうだ。
進路が決まっていたとしても
このインターンシップを通して
得られたものはたくさんあったという。
自分のインターンシップに対する知識が
大したことがないことも自覚していたため、
そんなこともあるのかと思いながら、
とりあえず説明会を聞いてみることにした。

先輩の説明によると、インターンシップといっても、
特定の企業に受け入れてもらうわけではなく
幅広い職種を見て回ることができること。
社会人としての必要最低限のマナーを学ぶことができること。
議員インターンシップでは
進路が決まっているいないに関わらず、
参加するメリットがあるということが分かった。
また様々な職種を見て回ることは、
将来自分が教員になったとき、
生徒の進路相談に役立てることができるとも感じた。

それから私は、インターンシップに参加することを決め、
さらにスタッフとしても活動することにした。

長い大学の夏休み、飛び切り充実したものにしたい。
いろんなことに挑戦したい。
そう思って大学に入学したはいいものの、
正直夏休みの予定は一向に埋まる気配がなかった。
先輩から声をかけられたのは、
ちょうどそんな風に悩んでいた時だった。
スタッフ活動をしてからというもの、
忙しいがとても充実した日々が続いている。

自分の長所短所は何か。
将来自分はどんな姿になっていたいか。
今の自分に足りないものは何か。

将来のこと、自分自身のことについて考える時間が増えた。
また、スケジュール管理やパソコンの使い方など、
社会人に必要なスキルも徐々に身についてきている。

これから本格的にインターンシップが始まれば、
もっと得られる知識やスキルは増えてくるだろう。
これから始まる一年の夏休みをどう過ごすのか、
今の私は期待とやる気でいっぱいである。
インターンシップを終えたとき後悔が残らないよう、
しっかりと自分と向き合いながら目標を立て、
有意義な2か月間を送れるように活動していきたいと思う。

氏名:井澤七海
大学名/学部/学年:山形大学理学部1年
所属支部:山形支部
プロフィール:2021年夏の議員インターンシップに参加予定。
現在はドットジェイピー山形支部でスタッフ活動中。

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