NPO・NGOインターンシップ

インターンシップが知識のきっかけ

氏名:箕田萌乃
大学名/学部/学年/:三重短期大学/法経科第1部/1年
プロフィール:
三重県在住。大学では法律を勉強している。
2021年夏のNPOインターンシップに参加。
現在ドットジェイピー三重支部でスタッフ活動中。

インターンで学んだこと

今回は私が教育系のNPOインターンシップで学んだことを紹介します。

早速ですが、皆さん「NPO」とよく耳にしますがそもそもどのようなものか知っていますか?NPOとは国や企業の力だけでは担うことのできない社会問題を解決しようと動いている団体のことです。私もインターンに参加するまで、言葉は聞いたことがあっても、中身は全然知りませんでした。

初めは知らないことが多かったのですが、NPO機関の方々のお話や過ごした時間を通して学んだことがたくさんあったので今日はその2つを紹介します。

一つ目は子どもの権利条約についてです。
これは私のインターン先の理事長さんから教わりました。子どもの権利条約を学校で勉強したという人はいますか?私は高校生までまったくといっていいほど知りませんでした。本当なら子どもたちは学校や国に意見を言える環境でないといけないことを教えてもらいました。実際に、ある町では子どもの権利条例という形で、子どもたちと一緒に考えて読みやすく作成したものがあると聞きました。これが市や県を越えて全国に広がってほしいです。

教育に関する問題を掲げている議員さんもいらっしゃるのでこの法律が気になった方は議員インターンシップに参加することもおすすめします!

二つ目は社会問題です。よく教育の現場で言われているのは教育格差や貧困なのですが、母親の子育ての孤立も社会問題です。知っていましたか?

というのも一昔前までは共同教育といい、地域の近所付き合いをしながらみんなで子どもを育てていました。それが現在では共働きや転勤が増えてしまい人付き合いが希薄になり、母親が独りで子育てをしていることを学びました。

今はなんでもネットで調べれば子育ての情報が出てくるのではないかと思った人はいませんか?確かにネットで検索すれば多くの情報が出てきますが、多すぎてどの情報を信じればいいのか判断が難しいですよね。そこで出産や子育てを支援するNPO機関が支援センターなどを運営することで、子育てに悩む人々を助けているのだと分かりました。職員さんは子育て経験者ばかりなので気軽に相談できたり、アドバイスをもらえたりします。

インターンシップを経験したことで、職員さんの立場やお母さん方の悩み、子どもとの触れ合い方を学びました。

子育て経験者のお話が子育て中の方に刺さるのと同時に、私たちインターン経験者のお話もまだ経験していない方に刺さってくれるとうれしいです!これを機にソーシャルインターンシップへの説明会に参加してみてはいかがでしょうか。

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