就職活動

「本当に公務員でいいのかな?」インターンシップが将来と向き合うきっかけに

はじめに

「コロナだから」

「自分にはできない、向いていないから」

「みんなに迷惑をかけるから」

「失敗するのが怖いから」

突然ですが、やりたいことがあってもこんな理由で何かを諦めてしまった経験はありませんか。新しいことに挑戦しようとするとき、自分の目の前に心のバリアのようなものが立ちはだかって、目の前の小さな壁がとても大きな壁に見えてしまうことがあります。

私はとても臆病なのでなおさらこう思うことが多いです。どれくらいかというと目に異物も入れるのが怖いからと言う理由で目薬もコンタクトも入れたことがないほどです。これからお話するのは、そんな臆病な私がドットジェイピーを利用して、心のバリアを取り除き新しいことに挑戦したお話です。

1.インターンシップ参加のきっかけ

私がドットジェイピーのインターンシップに参加しようと思ったのは、新型コロナウイルスのまん延と将来に対する危機感からでした。私は大学1年の頃からソーシャルインターンシップの存在を知っていて誘われてもいたのですが、春休みに別のインターンシップに参加することを理由に断っていました。しかし、新型コロナウイルスがまん延した大学2年になる前の春休み、状況は大きく変わりました。サークルや部活はすべて中止、春学期からの授業はオンラインに。おまけにいくはずだった春休みのインターンシップも開始4日前に中止になってしまいました。

また、私は将来の選択肢として地方公務員(市役所や県庁の職員)を考えていましたが、「自分に向いていない」と勝手に考えて、でもほかに将来やりたいことがなく危機感を感じていました。そこで自分でインターンシップを調べたりソーシャルインターンシップの説明を聞いたりする中で、春休みコロナ禍でも感染対策をしながらできる限り対面で活動をしていたことを知り、「コロナ禍では何もできない」と思い込んでいた私にとってはとても魅力的に感じました。自分の将来についてじっくり考える夏休みにしよう、そう思いこのインターンシップに参加しました。

2.インターンシップで変わった考え方

インターンシップでは身体障害を持つ方々へ支援をする団体へお伺いし、当事者の方にお話を聞いたり、研修を受けたり、車椅子に乗って街を歩いてみたりしました。その中でも特に印象に残っているのは、障害はどこにあるのかについて考える研修を受けたときのことでした。私は最初その人自身が抱えているものだけが障害と考えていましたが、研修を受けてみて実際には周りの人々の考え方や行動、発言、環境など様々なものが障害になりえることに気づきました。また、インターンシップの2ヶ月間を通して、「障害があるから〇〇ができない」と決めつけるのではなく、どうしたらできるのか、自分には何ができるのかを考えることが大事だと気づきました。

<プロフィール>

氏名:名越麗菜

大学名/学部/学年:立命館大学法学部3年

所属支部:関西GN1支部

プロフィール:2020年夏にNPOインターンシップに参加。

現在はドットジェイピー関西GN1支部でスタッフ活動中。

⬇︎NPO・NGOインターンシップの説明会はこちら

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