STAFF INTERVIEW

Vol.13「俺、熱く生きたいんです。」──とある大学生が信じる“限界を決めない人生”の歩み方

「自分の限界って、自分で決めなくていいと思うんです」
中京大学に通う20歳、るいさん。
「僕は、B型・かに座、総合政策学部です!」
そんな、少しユニークな自己紹介から始まったるいさんのインタビュー。
ドットジェイピーの活動では過去、営業部署のリーダーを務め、現在は東海エリアマネージャーとしてスタッフの成長と組織の向上を引っ張る立役者です。
一貫して語られるのは、彼の「熱く生きたい」という想い。そんな彼の原動力をインタビューしてきました!

◎プロフィール
 名前:小郷流以(こごうるい)
 出身:愛知県
 大学:中京大学総合政策学部3年
 年齢:20歳

「隣にドットジェイピーを知ってる人がいたから」──小さなきっかけから始まった大きな挑戦

最初のきっかけは、ほんの偶然でした。
「初回ガイダンスで、隣の隣にドットジェイピーを知っている人がいて、仲良くなったんです。それで誘われて、『ちょっと面白そうだな』と思って参加しました」
そんなるいさんは、インターンシップの説明会を行うスタッフの話に心を動かされました。そこには、ただの“サークル”とは一線を画す、熱量のある空気がありました。
それを機に、インターンシップの参加を決めるだけでなく、スタッフ活動を始めたと語ります。
「大学生がこんな真剣にやってるんだって驚きました。サークルとは違う真面目さがあって、それが魅力的でした。」

「他人の成長に興味なんてなかった」──そんなるいさんが気がついた“チームの力”

現在、るいさんは東海エリアのエリアマネージャーとして活動しています。
「もともと、他人の成長に興味なんてなかったんです。でも、エリアマネージャーになってから、仲間が成長することでチーム全体の質が上がると実感しました」
先輩からのフィードバックの量が増える中で、自分の成長だけでなく、周囲の変化にも意識を向けるようになったといいます。「スタッフがどんどん変わっていく姿を見るのが面白くて。成長し続けたい、自分で結果を出したいというモチベーションにつながっています」

全国のスタッフが集まる会でのるいさん

誰にもドットジェイピーの良さを伝えきれない営業でした──そんなつらさを越えた先に見えた景色

ドットジェイピーで最も大変だったことは、営業部署のリーダーをしていたとき。
「誰もインターンに参加してくれない。そんな日が続いて、本当にしんどかったです」
それでも全国には同じように頑張っているスタッフがいました。営業トップの人に営業のロープレをしてもらったり、アドバイスを受けたりして、徐々に成果が出始め、ついには全国のスタッフにも名前を知ってもらえるようになりました。

「熱くなることは、かっこ悪くない」──高校時代に知った“変える勇気”

熱く生きたいと語るるいさんの原点には、高校時代の恩師の存在がありました。
「1年のときのサッカー部の顧問が昭和気質の厳しい先生で、『血を吐いてやるくらいやってみろ』って。怖かったけど、その先生が言う“見える景色”が見たくて必死に食らいつきました」
その後、キャプテンになり、がんばることの基準値も意識も一気に上がったといいます。さらに、高校2・3年の担任の先生にも大きな影響を受けました。
当時、担任の先生が校長先生に、「今のルールはおかしい、変えるべきだ。」と抗議をしているのを見たんです。先生はどうしてそんなに抗議ができるのだろうと純粋に思ったと言います。
「『“変えることはめんどくさいし、みんなやりたがらない。でも、変えようとする勇気が大切”』って。なんでそんなに頑張れるのって聞いたら返ってきました。その姿勢を見て、人生を変えるには行動が必要なんだと思いましたね。」
るいさんはそう、嬉しそうに語っていました。

「自分の選択に責任を持つ」──高校3年の夏、決断の瞬間

進路選択の時期には、るいさんのために監督と担任の意見が対立したといいます。これまで頑張ってきた部活を続けるべきか、今の自分には到底届かない志望校に受かるための勉強に集中すべきか。
るいさんは、照れながらこう話してくれました。
「どっちの先生も大好きでした。どちらの意見もとても分かる。でも、分かるからこそ、自分の人生を考えたときに、何を選ぶべきかを本気で悩んで、僕は最終的には春で引退を決めました」
自分で選んだ道だからこそ、その後の努力も意味あるものになったと語ります。

「自分と関わった人を幸せにしたい」──熱く生きる理由

「限界を決めずに生きたい。精神的にも肉体的にも、自分でストッパーをかけたくないんです」
るいさんは、「熱く生きる」という信念を、周囲にも波及させていきたいと語ります。
「世の中って、夢を語る人が少数派になってる気がして。それでも僕は、夢を語れる社会にしたい。誰とでも真剣に向き合って、周りを熱く、幸せにしたいんです」

「熱いだけじゃだめかもしれない。でも、熱さがなければ、人の心は動かせない」
るいさんの生き方には、そんな思いが込められていました。限界を超えて、自分自身を証明していく。その姿は、誰よりもまっすぐで、誰よりもまぶしいものでした。
今の時代では多くない、でも、とても必要な想い思いをこれからも発信していって頂きたいです。

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