STAFF INTERVIEW
Vol.17 広島西部の拠点再建に邁進する大学2年生_一歩踏み出した先に広がっていた自分自身の可能性

▶︎プロフィール
名前:坪野陽夏(つぼのひなつ)
出身:鳥取県
年齢:19歳
大学:広島大学法学部
→大学1年生前期からドットジェイピーで活動
「知らない世界を知るのが、楽しい」
一歩を踏み出した先にあった、政治との出会いと自分との葛藤
「何かやってみたい」——その素朴な動機から始まった坪野さんの挑戦は、想像もしなかった景色を彼女に見せました。
ドットジェイピーのインターンシップに参加し、やがて広島西部を拠点するチームの代表として仲間と組織を支える立場へ。
順風満帆ではなかった道のりのなかで、坪野さんはどんな想いを抱え、今も挑戦し続けているのか、その想いに迫りました。
浪人時代に芽生えた、世の中を知る楽しさ
広島の大学に通う坪野さんがドットジェイピーのインターンシップに出会ったのは、大学の授業での告知でした。まわりの友人たちが軽い気持ちで聞いてみようと言っているのを見て、自分も…と説明会を聞くことに決めました。
もともと「知らない領域の知識が増えていくのが好き」だったという坪野さん。
その背景には、浪人時代に出会った先生たちの存在があります。
授業の合間に交わされた雑談のなかで、政治や経済、企業の再建の話など、普段見えていない社会の仕組みを教わりました。
「生活していて見えていないところがわかるのが、ただ楽しかったんです。選挙に行くなら知っておいた方がいいよって政党の話をしてくれたり。そういうところから、自然と政治にも興味を持てるようになりました。」
そんな知的好奇心をくすぐられ、議員インターンシップへの参加を決めました。

政治は、画面の向こうではなく、生活の延長にあった
議員インターンシップでは、原水爆禁止世界大会への参加、土砂災害の復興関連施設の見学、労働組合や地域住民との交流など、多様な現場に足を運びました。
「国会とかニュースの中だけで見る政治は、ちょっと遠くて暗いイメージがあった。でも、実際に議員さんたちと活動をしてみると、政治ってもっと明るくて、身近なものなんだと感じました。」
テレビの向こうの「コンテンツ」だった政治が、自分の暮らしの延長にある「リアル」なものとして捉え直された瞬間でした。
「わからないことがわからない」ー代表という重たい肩書
ンターンシップをしながら、ドットジェイピーのスタッフとしても活動を行った坪野さん。しかし、ミーティングにもあまり参加できず、同期のメンバーとの関係も薄かったといいます。
しかし、多くはなかった活動でも憧れる先輩の存在に刺激を受け、スタッフを続けることに決めます。
そんな中、次期の代表を予定していた人が継続困難となり、坪野さんに白羽の矢が立ちます。「やってみたい」という気持ちと、「自分で大丈夫かな」という不安が交錯する中でしたが、坪野さんは「やる」という決断をします。
「正直、不安しかありませんでした。支部を知っているわけでもないし、引き受けていいのかもわからなかった。でも、先輩が丁寧に準備してくれて自分たちを引っ張ってくれていたことを知って、“この人たちがここまでやってくれたんだから、自分も頑張ろう”って思ったんです。」
とはいうものの、初めての代表は想像以上に大変でした。
「軽率だったかもとも思います。“わからないことがわからない”状態で、仕組みも何も知らずに突っ走って、周りにたくさん迷惑をかけてしまいました。」
社会と学生の思考レベルの差、当事者である責任の重さ、物事を多面的に見る視点の大切さ——そうした気づきは、悔しさとともに坪野さんの中に深く刻まれていきました。

「負けず嫌いなんです」——悔しさが、次の原動力に
半年の活動期間を終えて、再び代表をするかどうかの岐路にたった坪野さんは、悔しさを糧に再び代表を務めることを決意します。
「できなかったことが悔しすぎて。わかっていればできたこともありました。何も残さないままやめるのは無責任だとも思って、中途半端に終わるのが本当に嫌だったんです。」
うまくいかなかったところに名前が残るのはいやだ。だからこそ、負けず嫌いの自分に火がつきます。そして今期も支えてくれる仲間たちがいるから、頑張れる。
2度目の代表に対する想いを熱く語る坪野さんには明確な目標があります。
「最優秀賞をとって、“立て直した”って誰が見てもわかるような支部にしたいんです。今の状況では、まだまだだと思っています。」
2度目の代表を終えたときの想いも聞きたいと思うほど力強く決意を語る坪野さん。
悔しさ、反省、意地、仲間への感謝——そのすべてが、次の一歩を踏み出す原動力になっています。



