「スタッフ活動の思い出と極意」

スタッフ活動の思い出と極意

こんにちは。宮城深支部の二羽紗耶佳と申します。私は去年の夏にインターン生としてこの議員インターンシップに参加し、その後学生スタッフに採用されて10月からスタッフ活動が始まりました。初めてスタッフとして過ごした半年間はあまりにもあっという間でした。毎日が目まぐるしく過ぎていって、忙しくも充実した半年間だったと思います。

去年は新型コロナウイルスの影響でイベントがオンライン形式になったり、大きな地震の影響で急遽イベントのタイムテーブルを変更せざるを得なかったりと状況に応じて「臨機応変に対応する」ことの重要さを学びました。前々からイベントの準備を進めてきてリハーサルもして改善点を話し合ってあとは本番を迎えるのみだったのに、予測していなかったことが次々と起きて当日に決め直すことが多かったです。時間もなくバタバタと当日準備をして学生たちも混乱している中、先輩スタッフの方々の迅速な対応能力にはひたすら脱帽でした。スタッフへの素早く的確な指示出しと学生やクライアントへの安否確認、イベントのタイムテーブルの変更の報告の一連の流れをスムーズに進めて下さったおかげでイベントのCSも思ったより高かったし、今度また大きな地震が起こった時の対応の仕方の極意を叩き込むことができました。

前期の最終報告会は新型コロナウイルスの感染拡大でオンライン形式になってしまったのですが、イベント責任者のスタッフがオンライン形式に決まった瞬間から細かく指示出ししてくれたおかげでイベント前に流れを把握することができました。しかし、ズームをつなげていたスタッフのパソコンの調子が悪くてコンテンツ中にスライドが動かなくなったり、司会者が途中でズームが落ちてしまったりと様々なハプニングが起こりました。他のスタッフが急遽司会進行したり、音響は自宅にいるスタッフが担当したり、支部員での連携が多くみられましたが、パソコンの不具合は事前に予測できたことだったとイベント終わりに支部員で反省しました。まだコロナウイルスは終息していないため、今期ももしかしたら何かのイベントがオンライン形式になるかもしれないので、今期は前期の反省を活かして、さらにオンライン形式になってもできるだけ質の高いイベントを提供できるようにこれから準備していきたいと思います。

未来自治体では、担当事務所の学生から「紗耶佳が自分の担当スタッフでよかった」と言ってもらえたことが本当にうれしかったです。私が担当させていただいた事務所は学生が二人で、二人の予定がなかなか合わず、未来自治体の話し合いがスムーズに進みませんでした。締め切り日が迫っても課題が終わらず、相当なストレスを抱えて体調を崩して一週間ほど休んでしまったり、本番の前日に一人が高熱を出してもう一人がたった一人で大会に出ることになったりしてとても大変でしたが、話し合いの時に毎回自分も介入して良い雰囲気づくりを心掛け、自分の経験を話したりしてフォローしました。実地に行く回数も多かったため、学生とも議員とも密にコミュニケーションをとることができました。一人一人と時間をかけて向き合い続けてきたからこそ絆も深まったし、学生の二人もこのインターンシップで新たな自分に出会えたと言ってくれてプログラム期間が終わった後の達成感はとても大きかったです。「自分の頑張りを見てくれている人がいる」と思ってもらえるように沢山声をかけてあげてサポートしていくことがとても大切なのだと思いました。自分がされて嬉しかったことや喜ばれたことをこれからも誰かのために続けていきたいです。私が担当させていただいた事務所は女性議員で、人助けを生きがいとしていてインターンシップ中も学生や学生スタッフのことを常に細かく気にかけて下さる方でした。一人一人に時間をかけてじっくり向き合ってくださる方なので周囲から信頼も厚く、壁にぶつかった時の乗り越え方など人生のことについて学ぶことが多くありました。女性の働き方の質を上げ、女性が社会で活発に働く姿を体現している方でした。誰かのために自分が声を上げて果敢に社会問題と向き合い、生き生きと活動している姿は私の憧れです。

そして半年間でかけがえのない仲間に出会うことができました。半年間で出会えた仲間はとても個性豊かで、自分が持っていないものを持っている人達ばかりでした。要領よくタスクをこなす人や自己発信力のある人、支部員のモチベーションを上げるのが上手な人など、才能にあふれる人達に感化されて自分でも半年前の自分とはずいぶん変わったと自覚が持てるほど成長できました。今期出会えた新しい仲間と一緒に頑張っていく中で、自分が何を学んでどう成長できるのかが楽しみです。

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