議員インターンシップ

「かつて天才と言われた私からのメッセージ」

プロフィール:
三浦 綾音(みうら あやね)
三重大学人文学部法律経済学科1年
2021年夏の議員インターンシップに参加。
現在はドットジェイピー三重支部にてスタッフ活動をスタート
主に取材対応やSNS投稿を担当する。

高校では「天才」と言われていた

私は高校生で、「天才」と言われてきた。なぜならば私は常に学年上位の成績を取得してきたからだ。高校の英語のクラスでは常に成績上位クラス、読書感想文は入賞したこともあった。私は平日も休日も、人と遊ばず常に勉強していた。コロナ前はショッピングモールで勉強道具を広げて勉強したこともあった。その甲斐あってか、私は兼ねてからの希望だった国立大学に入学することが出来た。

大学では全く違う力が問われる

私は大学に入学した。そこで私は新たな壁に直面する。それはグループワークで多くの人と話さなければならないということだ。特に一部のグループワークでは半年間メンバーが固定されるものもある。当然、元ガリ勉女子の私は何を話せばいいのか分からないまま終わっていく。さらにはバイト先で大人のお客様や年齢がだいぶ上の店長や先輩と良好な関係を築かなければならない。大学生になったら年齢や立場を問わず、多くの人と話さなければいけなくなったのだ。
高校では主に基礎学力が試される。しかし大学では学力はもちろん、課題解決能力やコミュニケーション能力が必要になる。元「天才」の私は入学当初、このギャップに相当苦労した。

では何をすればよいのか?

私はこのギャップを埋めるために何をしたのか。これは2つある。1つはグループワークで積極的に話すこと。もう1つはインターンシップなどの学外の活動に参加することだ。私がこのソーシャルインターンシップに参加を決めたのは、5月である。先輩から誘われたときは、いわゆるコミュ障の元「天才」にできるかどうかは不安だった。しかし、思い切って参加したのだ。そして1年の夏休み。三重県内の議員のもとでインターンシップを行った。そこで市役所の方から政策を聞き取り、多くの住民の方と出会い、そして地域社会を良くしたい人の思いもたくさん聞いた。そして未来国会2021という政策コンテストでは違う大学の2年生の男の子と政策を作り、三重県で優勝した。このインターンを通して、私は2つの能力だけではなく、「地域社会に貢献したい」「多くの人ともっと関わりたい」と心から思えるようになった。

高校3年生のあなたへ

大学生は本当に楽しい。いろんな出会いやいろんな機会を思う存分楽しむことができる。でもこの楽しさはあなたがどう行動するかで変わってくる。もし迷っているならば、インターンシップに参加してみるのも一つの選択肢に入れてほしい。今は自分の努力をしっかり褒めてあげて、大学生で何をしたいか、考えてみてほしいと心から思う。あなたの4年間が実りあるものになりますように。

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